京都、宝来屋の仏像修復。

京都、宝来屋の仏像修復。
京都、宝来屋の仏像修復。
宝来屋は、経済産業大臣指定伝統的工芸品として「京仏具の指定を受けています。」

新調修復

新調修復
現状の漆箔層を全て剥し取り、各矧目を全て解体し木地修復を行う。
新たに漆箔及び彩色を施し、開眼する。  
御仏像が製作された当時のお姿に戻す修復です。

新補古色修復

新補古色修復
欠損・欠落箇所を同材で補強し、漆箔を施した後、古色彩色により、永年、礼拝されてきた御仏像の古美を尊重した修復です。

現状維持修復

現状維持修復
文化的価値の高い御仏像(国宝、重文指定仏像・未指定ではあるが今後指定を受けるであろう仏像)に対しての修復です。  
漆箔層の剥離止めを行い、すでに剥落している箇所には漆箔を行い古色彩色により、御仏像の風合いを落とさないように、欠損箇所は、仏像製作時と同材を使用して新補、古色彩色により風合いを損なわないように、 修理箇所・修復工程・修復材料を明記して後世へ伝える資料を作成する必要があります。